NTPクライアントの設定

ntpq -pで表示される項目の意味

                                                        • -

remote:
参照しているNTPサーバ名

refid:
remoteが参照している時刻参照元
「.LOCL.」は外部の時計を計測せず、ローカル時計を参照していることを示し
ていると思われます。

st:
サーバの階層(stratum)番号。1なら1次サーバ。

t:
階層の種類。( l: local, u: unicast, m: multicast, b:broadcast )

when:
最終動機からの経過時間(秒)。

poll:
同期間隔(秒)。安定してくると徐々に長くなり、最大1024秒。

reach:
過去8回分のチェックの成否を8進数で表示。377 = 1 1 1 1 1 1 1 1

delay:
信号の平均遅延時間(ms)。

offset:
サーバとの時刻のずれ(ms)。10(1/100秒)以内なら普通は問題ない。

jitter:
同期時のタイミングのばらつき(ms)。同期開始から1日ほどで安定する。10以下
なら問題ない。

ここを参照


1./etc/ntp.confを編集
  ・serverにNTPサーバ(社内windowsサーバー)のアドレスを指定。
  例:server 192.168.1.254

2.時刻の強制同期
  ntpdate 192.168.1.254
clock -w

3.ntpdの起動
  /etc/init.d/ntpd start

4.ntpdの自動起動設定
chkconfig ntpd on

5.同期状況確認(ntpd起動後、10分程度は待つ必要あり)
ntpq -p

例:
|# ntpq -p
| remote refid st t when poll reach delay offset jitter
|==============================================================================
|*192.168.1.254 192.168.1.254 4 u 329 1024 377 2.365 1.396 0.583

NTPサーバの前に「*」が着いていれば同期されています